にきび

ニキビというと、赤くなってポツポツと目立つもので悩んでいる人が多いですが、
実は他にもいろいろ種類があります。それも知っていると役に立つので、
最初はそこからお話しします。

白ニキビ

「白ニキビ」というのは、ニキビの最初の段階で、毛穴に皮脂が詰まって皮膚の
内側にたまった状態です。実はこの状態なら比較的治しやすいのです。たまった
かたまりが皮膚の表面を押し上げているだけで、炎症など怒っていないので、
外からは白いポツポツに見えます。

白ニキビがさらに進むと、皮脂が毛穴開いて外に出てきます。こうなると空気に
触れるので、汚れがついたり、酸化することによってだんだん黒ずんできます。
これを「黒ニキビ」と呼ぶことがありますが、この段階でもまだ炎症はありません。


問題はその次です。黒ニキビの状態をそのままにすると、肌の中で「アクネ菌」が
繁殖します。これは本来良い働きもするのですが、毛穴の中にたまった皮脂を
栄養源にして増えていくと、炎症を起こすので「赤ニキビ」になります。

もっと炎症が強まると（その前に手を打ちましょう！）赤ニキビは膿（うみ）を
持って「黄ニキビ」になり、膿に血が混じると「紫ニキビ」にどんどん進化（？）
します。

ニキビ 治療

ニキビは、たとえ初期の白ニキビの段階でも、立派な皮膚の病気です。通常の
スキンケア用品ではそこまでカバーしていないので、早めに皮膚科に相談して
治療を受けたり、ニキビ専門ケア製品で対応することをおすすめします。

にきび治療は、できる場所や年齢にもよりますが、お肌の乾燥で潤い（水分）が
不足するとできやすい点は共通しています。特に２０代以上の大人の場合、
角質が厚く積み上がって毛穴がつまることから乾燥が進みます。


このため、高い保湿力を持つ成分が有効に配合されたニキビケアが効果的で、
実際にそうした製品が多くの女性に評価されています。
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